スカラップレースのような繊細なアールデコ期のダイアモンドリング

中心には5石のオールドヨーロピアンカット*のダイアモンドと、
両サイドには32石のローズカットダイアモンドがセットされ、
センターのダイアモンドを引き立てます。
センターの５石には内包物が少なく、
カラーレスに近い上質なダイアモンドが用いられており、
非常に美しく煌めきます。

アールデコとは1920−1940年に流行した工業的かつ左右対称の幾何学的なデザイン様式です。
この時期のジュエリーの特徴としては、プラチナが主流となり、これまでになく繊細なジュエリーの表現が可能になったことと、現代のブリリアントカットの原型となるオールドヨーロピアンカットが発明されたことにより、ストーンはひときわ煌びやかで輝きを放つことが挙げられます。

アンティークではありますが、現代のスタイルに通ずる直線的で
モダンなデザイン要素を持つことから、現代のファッションにも取り入れやすく、
国内外で非常に人気のあるスタイルです。

人気であるが故に、現在ではこのようなクオリティ、
石の大きさのあるお品は入手困難になっています。

アンティークならではの繊細さ、上品さをお楽しみいただけるとっておきのリングです。

*オールドヨーロピアンカット
オールドヨーロピアンカットとは、現在のブリリアンカットの原型と言われるカッティングです。そのカッティングの特徴はアウトラインが丸く、原則的にシンメトリーでテーブルは八角形で小さめです。オールドマインカットと同様、、ブリリアンカットに比べてテーブル（上部の平らな部分）が小さく、それに続く斜めの部分（クラウン）に厚みがあるのが特徴です。

年代：1920-1930年代 フランス製
ホールマーク：Tête de chien
素材：プラチナ(、腕の一部にホワイトゴールド)、ダイアモンド
モチーフサイズ：全長約21mm, 幅約21mm
センターダイアモンドサイズ：直径約37〜約42mm

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